ブログ移転のお報せ

ブログをFC2からBloggerに移転しましました。
当ブログをブックマーク・RSSを登録されていらっしゃいましたら、
お手数ですが、下記URLにて再登録いただいけますようお願いいたします。

   ONEHITWONDER(Blogger)
   http://misoka09.blogspot.com/




スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




HR#34
あとは最終回と単行本作業だけになってしまったHR。
3年間もの間、皆さんの応援のおかげで打ち切られることもなく続けられたことは、本当に感謝しきれません。
漫画の描き方が未だに分からず遅筆な自分が、月間連載を一度も落とすことなく続けられたことにも驚きを隠せません。

とかいいながら最終話落としたら目も当てられないな。

HRの連載を始めてからというもの、友人たちからHRが4コマである必然性はあるのか?とよく聞かれました。
その答えは僕にもよく分からなかった。
最初の頃は4コマ誌だから4コマで描いてるという以上の考え方はできなかったし、試行錯誤の連続で、ただ描くので精一杯だったから、そうしてやってるうちに見えてきたHRならではの切り口は、よくもわるくも従来のセオリーで測れないものになりました。

言い換えれば、従来のセオリーで測ったら評価に値しないかもしれない。
その不安は常につきまとっていて、さらに遅筆に輪をかけることになりました。
しかし、だからといって普通のものが描けるかといえば自分には描けない。
これしか描きたくないというよりも、これしか描けないのだから、考えられるのは、普通の作品を描けるように努力するか、今のままを貫くかといった二択になりました。

さんざん悩んで人にも相談したけれど、そもそも腕で描けてた作品ではありません。
よくわからない感性だけで描いていた作品だけに、無理に普通にしようとすることで、その感性の部分をなくしてしまっては、どちらも中途半端なものになりかねないのだから、結局貫いたほうがいいという結論になったのです。

冗長に会話が続くだけになりかねないシナリオを、なんとか4コマのフォーマットに落とし込んでいくとなると、どうしても割愛せざるを得ないエピソード群が増えていきます。
そして最後まで、雑誌の発売月にほぼリンクする作りを変えないできていたため、割愛されたままになったエピソードも増えました。
それでもこれでよしとした理由は、HRという作品を「覗き見的アプローチの作品」ということにしようと思ったからでした。
ひとつのシーケンスを持ったストーリーというよりも、ちょっとずつキャラクターの生活を覗き見しているような、そんなスタンスでいこうと、あえて割愛した部分については触れずに行こうと決めたのです。

HRの中で、ほんの数回だけパンチラシーンがあります。
僕の中ではパンチラみたいなシチュエーションは忘れた頃に、ふいをついて出てくるくらいがぐっと来るという考え方があったから、それと同様に、HRの中で割愛されたエピソード群についても、見えないところがあるくらいのほうが面白いんじゃないかと考えるようになったのです。

本当にそれで面白いのかどうかは、計算づくで描いてたわけじゃないから分からなくなっているけれど、自分では面白いつもりでした。

登場人物とその相関が4コマにしては多いHRだけれど、通して読めば割愛された行間も見えてくるんじゃないかと思いたいし、その行間を読むことに楽しみを見出してもらえればと思います。

さて、はたしてHRが4コマであるべき理由はあったのかの問いについては、結果的には理由はあったと思う。
覗き見的スタンスの作品ということを考えた場合、コマ漫画のようなシーケンスにそったものだと、どうしてもいろいろな情景を切り出すのが困難になります。
4コマというスタイルであることで、頻繁なシーン転換が自然にできたことで、より覗き見的なスタンスができたんじゃないかと、今はそう考えています。

LOの時もずっと思ってきたことだったけど、僕のような実力不足の作家が商業にいることで、才能ある他の作家さんの邪魔になっていることはとても辛かった。
腕のなさは、常に問題意識をもってなんとかしようとあがいてきたけれど、それでもやはり絶対的に足りない。
とはいえ出版社が仕事をくれている以上、楽しんでくれているファンの人がいてくれる以上、実力以外のなにかが自分にあるのだと信じるしかないでしょう。

だからこそ、そうやって悩み、努力はしつつも、下手な背伸びや計算はせずに、描きたいものを素直に出し切ろうとしてきたHRです。
とても愛着があります。
再来月からは、もう描かなくなる素子たち。
ホンネで言えば、割愛したエピソードも描きたいけれど、それは蛇足です。

別れの寂寥感のあまり欝になりそうな、そんな最近。


今回は前回うっかり1コマも登場しなかった素子にスポットがあたりました。
いやはや、前回に1コマも登場しなかったのは正直なところ失態でした。
気がついたのはペン入れが終わった直後でした。

なんか物足りない。
そうだ。素子を描いてなかったんだ・・・と。

そして今回の作画では、HRの致命的な欠点のひとつにも気づきました。

萌え4コマなのに、野郎率高すぎ・・・

これはHR全体通していえることですが、ヒロインたちよりも
ヒロインをとりまく男性陣のエピソードが多すぎた気がします。

書き手の自分が、男性陣の目線でヒロインを追いかけるよりも、
ヒロインの目線で男性陣を追いかけていたせいなのかもしれない。

まあ、これもアリとしよう。

今後は今までの反省点も含めて、感性をより磨くとともに
もう少し計算の出来る作家になりたいと思う。

反省はするけどHRへの愛着は変わりません。
なんとかグランドフィナーレへ、そして単行本へと
残りわずかなHRへの関わりを楽しみたいと思います。
スポンサーサイト




Photoscope

banner

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。