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少女素数第6話
無事に落稿することなく第6話も掲載され、お届けすることができました。

しかし今回またフィニッシュ最短記録を更新してしまった。
記録といえば聞こえはいいけれども、実に不名誉でかつ口惜しい。
つまりは大幅にネームがおしてしまい作画にかける時間がなかったのだ。
シルバーウィーク進行であったことを考慮しても反省すべき事柄。
いつもよりも荒いフィニッシュワークについては単行本で修正したい。

とにかくいろいろ悩みすぎた。
この半年の間に、知人や読者、さまざまなところからメール等で「少女素数」への意見をいただくことになり、その内容は共感・感銘といった賞賛から、手厳しい意見にいたるまでさまざま。
賞賛である部分については今後も頑張って生かして行きたいが、問題は後者。

どれもそれぞれ一読者としての意見である以上、どんな意見であっても的外れであるわけはなく、当然見過ごすわけにはいかないし、すべて自分の力不足を痛感するに十分な内容であった。

いくつかの手厳しい意見に共通した内容として「自己満足で終わってるのではないか?」というものがあった。
自己満足で終わっているようにしか見えないのであれば、それは間違いなく自分の力不足。

しかし、自己満足であることは否定しない。
ただ、描くことに自己満足をしているというわけでもない。
自分自信が読んでよろこべないものを描いてどうするという信念に従ってるということなので、自己満足であることに対しては実はさほど後ろめたさは持っていない。
それでも、それで終わってしまっているようにしか見えないのであれば、これは由々しき問題だ。

賞賛してくれるひとがいる以上、僕が何を読みたいとおもって、何を伝えたいと思ったかは感じ取れてもらえているということになるが、それが共感をもってくれたごく一部の読者でしかないというのもまた事実。

当然、商業誌である以上、よりおおくの人に伝えるべきが伝わらなくてはならない。

そういった忸怩たる思いを抱てネームにとりかかることは多かったし、回を追うごとにその思いはいやましてきたが、そうやって考えに考えてこねくりまわしたネームは、まとまってこそいれど毎回ひどくつまらないのだ。

少なくとも僕にとっては。

そのままではとてもじゃないが外には出せないから、なるべくそういったことを頭から除外して、心底楽しんで描こうと仕切りなおしている。

僕にとって面白いと思えるなにかと、より多くの読者さんにとって読めるわかりやすさ。
これを両立できるような力を身につけなくてはならない。

もちろん、これから力をつけようなど、商業作家としては泥縄にもほどがあるのだが……
「考えているうちは すべて名作」なんていう力のない作家を皮肉るフレーズどおりになってしまうのは、ひどく悔しい。
心の中の名作の予感を、現実に変えてこそ作家であろう。
そうありたいと切に思う。

商業作家としての大前提の責務に、だれにでも読めるわかりやすい面白さの提供というのがある。
そしてさらに「自分が面白いと思えないものを出さない」ということも作家としての誠意だとおもう。
僕としては、前者をなしえていない今の力不足は恥じるとしても、後者についてはまるで恥じていない。

今までに一度として、自分で面白いと思えないものをだしたことがないというのが僕の誇りである。

だから、第6話の今回も今までどおり、もっとよい描き方はあったかもしれないが、僕としてはとてもおもしろいつもりなのだ。

ファンレター・批判、どっちも僕の糧で、とても感謝している。
少女素数を心待ちにしてる人はもっと喜ばせたいし、お気に入りの雑誌にどこが面白いのかわからない作品が載っていることに苛立ちを覚えている人にも、楽しい時間を提供できるようになりたい。
そのためにもっと頑張りたい。

さて、内省的な話はこれくらいにしておいて閑話休題。

第6話の今回、雑誌の発売日は9月下旬ですが、エピソードとしては第5話の数日後でまだお盆すぎです。
第3話で軽く触れていましたが、ワンフェスが終わってひと段落の富士夫はあんずと母方の叔母姉妹の家をはしご、ママとすみれは実家に行っています。
さすがに父方方面の里帰りは難しい様子です。
そして福生という地名がでてくることからも、今回の少女素数は関東が舞台になっていますが、脱稿してから知った事実として、関西では「あんず飴」ってマイナーなんですね?

HRとは違い、これからは掲載月とエピソードの季節はずれ込んでいく予定になっています。
そうじゃないとエピソードの展開が速くなりすぎてしまうので……




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